40年の眠りから目覚めた!
■ 商品仕様
製品名 | 加茂川 純米大古酒「古時計」300ML |
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加茂川 純米大古酒「古時計」300ML
40年の眠りから目覚めた!
山形県 白鷹町 加茂川酒造株式会社
日本酒で仕込んだ日本酒「貴醸酒」。
1972年・1973年・1974年に醸造した
純米酒(貴醸酒)をブレンドした希少なお酒です。
紹興酒を思わせる色と香り。
古酒ファンにはまさに垂涎の1本です。
貴醸酒とは・・・
貴醸酒は酒で酒を仕込むというユニークな方法で造られます。
通常の清酒は仕込みの際、麹・掛米・水を3回にわけて投入していきますが、
貴醸酒ではこの最後の仕込み「留(トメ)」の際、水のかわりに清酒を用います。
貴醸酒の甘みは、貴腐ワインと比較されます。
というのも、ふつうお酒の甘みの成分といえばぶどう糖ですが、
貴醸酒の甘み成分には、
貴腐ワインと同じグリセリンが含まれているからです。
だからその甘みは、ビロードのように濃密で上品。
大人のリッチな甘さなのです。
貴醸酒は長期熟成させておいしくなるお酒。
酒で酒を仕込む貴醸酒は、仕込んだ直後でも、
すでに6~8度もアルコール度数があり、
そのため酵母の働きが抑えられ、発酵はゆるやかに進みます。
また、麹の働きが先行するため、
麹に由来する成分がたくさん含まれることになります。
この麹由来の成分が、熟成させることで、
深く複雑な味を構成するのです。
まろやかにつややかに、
深みと複雑さを増した極上の味わいをお楽しみいただけます。
平安初期に書かれた『延喜式』や『令集解』は、
宮廷生活の細目やしきたりを記録したものですが、
そこには貴醸酒のご先祖様も登場しています。
当時、宮中には「造酒司(みきのつかさ)」という役職が置かれ、
「酒戸(さかべ)」たちが宮中で飲まれるお酒を醸していました。
その数13種類。
この中にある「御酒(ごしゅ)」と「醴酒(れいしゅ)」が、
酒で酒を仕込むシオリ方式で造られたものです。
いずれも甘口で、
とくに「甘酒」を意味する「醴酒」はトロリとした超甘口。
夏場に氷を浮かべて、そのリッチな甘さを平安貴族も楽しんでいたようです。
日本酒度 | -35 |
アルコール度数 | 17度 |
酸度 | 3.8 |
アミノ酸度 | 5.7 |
原料米 | さわのはな |
精米歩合 | 65% |